化粧水不要論と日本人のスキンケア

化粧水不要論と日本人のスキンケア

美容講座を受講いただいたある生徒様は、お風呂上がりのスキンケアで化粧水をせずクリームのみで保湿をしていました。

「元々肌に水分を保持しているので、ワセリンなどの保湿だけで充分だ」という情報から、このようなケアを行っていたようです。
でも、実際はこの方法ではお肌トラブルを引き起こす危険性が伴います。

結論からいうと、お肌を守るために化粧水は必須です。
ではなぜ、このような方法を取るに至ってしまうのでしょうか。

ことの始まりは「化粧水不要論」


アメリカの学会で発表されたこの理論は、瞬く間に各国の美容業界を駆け巡りました。
読んで字のごとく、化粧水はいらないよ、というものです。

SNSでよく話題になっていたのでお聞き及びの方も多いと思いますが、いまだに情報は錯そうしているよう。
実際に皮膚科医さんの見解でも「間違っていると言い切れない…でも合ってもいない」みたいな曖昧さを含むみたいですが、この記事を見てくれた方だけはキチンと情報の判断がつくように、まずはお肌の基本構造を考えましょう。

生徒さん一人ひとりに合わせたレッスン風景

皮膚のバリア機能

みなさんの皮膚はバリアを持っていて、このバリアおかげで保湿が出来ています。
このバリアを角質層といいますが、角質層がバリア機能を果たすには細胞がちゃんと並んでいて、皮脂がのっていないとダメ。
さて、肌を保湿するためには2種類の保湿剤を用います。

①エモリエント(脂)
・皮膚から水分が蒸発するのを防ぐ
・角質層を一時的に柔らかくする
・表皮で水分を保持する

②モイスチャライザー
・皮膚に水分をあたえて乾燥から守る
・角質水分量を長時間保ってくれる


▼モイスチャライザーにはこんな種類がある

アミノ酸
角質層の中の天然保湿成分

グリセリン
保湿だけでなく空気中の水分を取り込む働き

★セラミド
角質細胞同士の隙間を満たす成分


さていよいよ「化粧水不要論」についてですが、これはつまりモイスチャライザー不要論です。
肌のバリアが保たれさえすれば確かに不要かもしれませんが、この可否を判断するには、ある重要なポイントをおさえなければいけません。

日本人は欧米人より角質が薄い!

一気に結論へ近づきました。
そう、日本人は角質が薄いためにワセリンだけで十分な保湿は難しいんです。

一方で日本人はお肌の油分が欧米人にくらべて20%もおおいという研究があります。
日本人の肌は、水分を維持する機能は低く、バリア機能は高い…。

つまり、エモリエント(脂)はもともと多い、でもモイスチャライザーの水分は足りていない!

したがって肌の構造上、化粧水が不要というのは正しいと言い切れないわけです。

知識を蓄えることで継続的な美の実現

知識を持って、肌と自分を守ろう

今回のケースのように、煩雑に仕入れたネット上の情報から、自分に合っていないケアをしてしまうことでお肌のトラブルを招いてしまうことも多々あります。

知らず知らずのうちに、自分の美肌を失っていませんか?


美容講座ではニキビに悩む人向けの講座や、インナードライを防ぐ対策(スキンケア)についてしっかりとレクチャーしています。

私たち日本人にあったスキンケアについて、ちゃんと知ってちゃんと綺麗になってくださいね。
たくさんの方の美肌に出会えますように。

体験レッスン申し込み

コメントを残す

Your email address will not be published. Required fields are marked *.

*
*
You may use these <abbr title="HyperText Markup Language">HTML</abbr> tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>